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面接で自己PRが聞かれる理由

就職活動のエントリーシートの設定について、必然と言っても良いほど聞けるのが「自己PR」です。なぜ自己PRが有るかと言うと、それは企業にとって学生の皆さんがどういう経験をしてきて、強を持っているかを知りたいからです。それで、その経験と強みを知ることで、自社にとっても皆さんが活躍できる人材かどうかを計りたいからです。

その為、自己PRをきちんとして上げて企業へアピールするということは、内定への初歩であるということです。逆に、ここで志望企業へ上手くアピールが出来ない場合は、その後の面接に進んでただとも、内定に届かない可能性が有ると、厳しく考えておいた方が良いです。

次から、就活のエントリーシート作りにおいて重要な要素を占める自己PRに関して、何に留意しながら作っていくべきかをお伝えしていきます。

自己PRをするときのポイント

求める人材像とPRポイントを一致させる

上記でも書きましたが、志望企業は学生の皆さんが自社で活躍出来る人材かを知ろうとしています。各会社には、必ずその年度ごとに求めている人材というものが有るもので、例えばとある製造業A社が海外進出に伴い、販路を拡大しようと考えていたとします。

そこでA社が営業に関する新卒者を募集する際は、グローバルで営業活動が出来るような進出国で語学を扱える人材が欲しいということになり、学生時代に語学勉強をどれくらいしていたか、留学経験などが有ってグローバル適性が有るかどうか、を図りたいということになります。

そんなA社を志望するにあたって、「語学の勉強は全くしていません」「留学経験」「外国人の友人もいません」「海外には行きたくありません」といったことを、書面、面接で直接的、間接的に関わらず相手へ見せてしまうと、いくら皆さんがそれ以外のところで優秀な人材で有っても、A社としてはあなたの採用優先順位を下げざるを得ません。

企業の人事担当者と言えど、一介のサラリーマンなので、会社の採用方針に遠い人材というのは、大きな理由が無いとなかなか採用しづらいもので、逆に採用方針に近い人材は優先的に採用されやすいということが、採用活動に際しては往々に起き得ます。

企業側へ寄せすぎて、媚びるような印象を与えてしまうのは極端で逆にマイナスですが、その企業をしっかりと分析した上で、自分のこういう適性が合致するはずであると伝えることは、その企業に対して誠意を表していると言えます。

ぜひ、企業の求める人材像を意識して、自己PRを書いてみるようにしましょう。

 

エピソードは具体的に

自己PRを初めて書く際は、なかなか書き方のお作法が分からず話が抽象的になりがちな物ですが、具体的なエピソードが必要です。例えば、ハードな業務内容で、体力と知力の両方が必要とされる商社B社に対して、大学時代にアメフトをやっていたCさんが自身の活動をアピールしたいとします。

その際に、「私はアメフトをやっていたので、体力と考える力は備わっています」ということを伝えても、これだけでは抽象的すぎます。たしかに、一般論としてアメフトは体力と知力の両方を養うスポーツと言われていますが、Cさんが具体的にどういうことを経験したのかが、上記の内容だけでは見えてこない為、どうしても説得力に欠けてしまうものです。

その為、例えば、「大学時代にはアメリカンフットボールに従事しており、週6回のトレーニングによって体力を培ったのはもちろんですが、スポーツの特質上、試合の場面ごとに戦術を変えなければいけないことから、何百に渡るプレースタイルを短期間に覚え、試合で実践していました」という書き方をした方が、企業の人事担当者もCさんは体力と頭脳の両方を兼ね備えているのだろうな、と考え、汲み取ってくれます。

自己PRにおいては、ぜひ具体的なエピソードを書くように心がけましょう。

 

アピールする強みは1つに絞る

人によっては、アピールしたいポイントが何個も有って絞れない、という嬉しい悩みを持っていらっしゃる方も居るかと思います。ですが、アピールしたい強みというのは1つに絞って伝えることが望ましいです。

企業側から見れば、無数の受験者がいる中で一人一人の良さ、強みというのを何個も見てあげることはなかなか難しいものです。その為、企業側へアピールするポイントは1つに絞って伝えるよう、心がけましょう。

いくつも有ってどれにすれば良いか、という方もいらっしゃると思いますが、ここまでお伝えしている通り、なるべく企業側の求めている人材像に合致するようなものをピックアップすることが望ましいです。

NGな自己PRとは?

自己紹介の内容と重複している

良くない自己PRの例として、自己紹介の内容と重複してしまうという点があります。そもそも、自己紹介と自己PRは何が違うかと言うと、例えば自己紹介というのは、簡単な自分の「所属」「経歴」「趣味」「特技」などを簡単に伝えるようなものを指します。ここではあくまで相手への第一印象を意識したもので、手短に話すことを意識します。

一方、自己PRは自身の経験に基づく強みをアピールするものであり、ここで上述の自己紹介のような話をしてしまうと、企業側の担当者は肩透かしを食らってしまうこととなりますので、注意するようにしましょう。

 

強みの根拠となるエピソードがあいまい

こちらも上記でお伝えした、「エピソードは具体的に」に通じるところが有りますが、多くの就活生が陥り、なかなか抜け出せないのが自己PRで抽象的な話をしてしまうことです。自身のアピールポイントをきちんと伝える為にも、具体的なエピソードを伝えないと、面接官との質疑応答が盛り上がらないものです。

何かをした、こういう所に所属していた、という結果ではなく、就職活動においてはそこに行きつくまでの過程も含めて伝えるようにしましょう。学生の皆さんが勘違いしがちなのが、企業は学生の実績を評価したいのではなく、皆さんがその結果に行き着くまでにどう考え、どういうことに苦悩しながら結果に至ったのかを知りたいのです。

例えば、某大学の理工学部の学生で、ロボットコンテスト全国大会に優勝者した学生と、16位の学生が居たとします。前者が自身で掴み取った結果にフォーカスして企業へアピールしたとして、後者は16位に至るまでのプロセス、何が敗因で、今後それをどう活かすことで改善が出来るのか、という話をそれぞれした場合、大多数の企業は後者を評価します。

なぜなら、学生の皆さんが掴んだ結果の多くというのは、企業にとって最重要視するものではなく、それよりも企業は皆さんの伸びしろを見ようとしています。

結果だけを話すような抽象的なエピソードは控え、その結果を掴みとるまでにどういうプロセスが有ったか、という具体的なエピソードを自己PRへ盛り込むようにしましょう。

自己PR例

では、ここで400字程度の自己PR例文を掲載させていただきますので、結果ではなくプロセスへフォーカスしている、という観点でご参考下さい。

 

【お客様満足度向上へのチャレンジ】大学○年の際に起業して始めた、オークションサイトを使って衣服を販売するビジネスです。一通り書籍、インターネットで情報収集をしてから活動を始めましたが、当初は挫折の連続でした。

最初はお客様の問い合わせへ迅速に対応し、価格を他店より安価にするなどの対応がお客様へ有益であると考えて実行していましたが、お客様からの評価が上がらず、売上が伸び悩んだ時は悔しい思いをしました。

そこで、自分なりに問題を分析した所、魅力の低い商品が多く在庫として売れ残っていたことに気付きました。そこで、衣服を購入する際のお得感が顧客満足に繋がるのではと仮説を立て、売れ残りの商品へクーポンを同梱する取組を実施しました。

それによって、お客様からの評価が上がり、取引が徐々に増えていき、結果的に20○○年は前年比で約2倍の5000人以上のお客様と取引を行いました。本活動を通じて、仮説を立てて実行し、それを検証して挑戦することで、事業を良い方向へ導くことを学びました。 

まとめ

以上のことから、就職活動における自己PRの書き方がお分かりいただけたかと思います。

繰り返しになりますが、自己PRは実質的な一次選考である書類選考だけでなく、その後の面接においても企業側との共通の話題となるものです。ここの完成度が低いことは、内定に向けてボトルネックとなりかねませんが、逆に高い完成度で作成して提出しておけば、その後の面接が非常に楽になります。

ここまでに記載した自己PRの書き方を体得し、ぜひ実践してみましょう。

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