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自己PRでアピールする長所の選び方

自己PR文を作成する前に自分の長所について考えてみましょう。思いつく長所が一つだと人は少ないはずです。人はたくさんの長所を持っています。その中から1つを選ぶにはどうしたら良いでしょうか。ここはアピールすべき長所の選び方を見ていきましょう。

自己分析をしっかりする

長所を選ぶときは、事前になるべくたくさんの長所を見つけておけますがあります。そのためには自己分析をしっかり行ってなくてはなりません。
 
自己分析はこれまでにきたことを振り返すことで自分の長所や軸を見つけ出す方法です。自己分析では今度はあなたが力を注することができるのは中から共通する考えや能力を探していきます。
 
自己分析は、まず物心ついたときから今日までの自分史を作ります。時系列に沿ってこれまでしてきたことを並べていきます。これまでしたことというのは、具体的には部活動や習い事、強く印象に残っているエピソードなどが挙げられます。
 
面接では大学に入学してからのことがよく聞かれるので、大学生活の中でしてきたことはより詳しく見ていきます。授業やサークル、アルバイト、ボランティア活動など、思いつくことはすべて書き出すようにしましょう。
 
自分史が出来上がってきたら、登場する出来事について思ったことや学んだことを考えていきます。同時にそのエピソードから習得した力や長所がないか探します。
 
自己PRで話す長所は具体的なものを選びます。具体的な長所とはエピソードの伴う長所のことです。
 
自己分析をすることで自分の長所とその長所にまつわるエピソードを発見することができます。「自分には長所なんてない」と考えている人も自己分析を細かくしていけば必ず長所を見つけられるはずです。長所を選ぶ第一歩として自己分析をしっかり行いましょう。

ポジティブな言葉から探す

ポジティブな言葉の中から自分の長所を探すという方法もあります。ポジティブな言葉とは「社交性がある」「責任感が強い」「冷静沈着」などプラスに捉えられる言葉のことです。
 
ポジティブな言葉を思いつく限り紙に書き出していきます。あまり思いつかない場合は性格について書かれている本やインターネットを活用してリストアップしていきましょう。
 
ポジティブな言葉を書き出したら、今度はその中から自分に当てはまる言葉を選びます。特に理由がなくても「自分ってこういう性格しているな」と思うものがあったらチェックします。
 
次になぜその言葉を選んだのか考えていきます。「自分ってこういう性格しているな」と思っているということは、その性格にまつわるエピソードがあるはずです。
 
このようにポジティブな言葉から自分の長所を探していくこともできます。直感で選んだものでも、必ずその言葉にともなうエピソードがあります。エピソードは自己分析によって深掘りできます。この方法は自己分析と合わせて活用することをおすすめします。

企業が求めている人材像を意識する

自分の長所について考えるときは企業が求めている人材を意識します。自分の長所と企業のほしい人の特徴が一致していると採用される確率が高くなります。
 
自己分析を通して見つけたあなたの長所と、企業の求めている人物像に共通点はないか探しましょう。企業という大きな枠だけでなく、希望する職種に適しているかどうかも考えるようにします。
 
たとえば、あなたの長所が「明るく誰とでも話せること」だとしたら、人と話す機会の多い営業職や接客能力が求められる飲食業界などに適した人ということになります。また、「黙々と作業に集中できる」という長所を持っている人は作業時間の多いエンジニアや事務職、IT業界などに向いていると考えられます。
 
長所を選ぶときはなるべく企業が求めている人物像に合ったものを選びましょう。選んだ長所が企業とは関係がないものだとしても、自分と企業に共通点はないか探してみてください。

自己PRを作るときのポイント

ここでは実際に自己PRを作るときのポイントを見ていきましょう。自己PRは前章で紹介した長所を盛り込みながら作っていきます。

最初に結論を述べる

自己PR文では最初に結論を述べます。冒頭に結論を持ってくることによって、面接官にに素早く内容を読み取ってもらえるようになります。
 
最初に長所を述べる場合、話しの頭は「私は○○が得意です」「私の長所は○○です」といった形にします。一言でシンプルに表す方が面接官に強い印象を残すことができます。最初から冗長な話をするのは避けましょう。

エピソードは具体的に

最初に結論を述べたら、次はエピソードです。エピソードは具体的であるほどオリジナリティのある内容になります。エピソードはなるべく大学に入学してからのものを選びます。大学入学後のエピソードが一番今のあなたの考えに結びついていると考えられるからです。
 
自己分析の時に考えたエピソードを思い出してみてください。読み手の感情に訴えかけるようなエピソードはなかったでしょうか。そのエピソードを通して強い感情を抱いたり、挫折を経験したりはしなかったでしょうか。
 
あなたに強い感情を抱かせたエピソードや学びの大きかったエピソードは面接官にとっても興味深いものです。面接官は一日に複数の人と面接しています。話の流れによっては自己PRが他の人と被ることがあり、面接官は「またか…」という気持ちで聞くことになります。エピソードを具体的に話すことで他の人と違うことをアピールする必要があります。
 
エピソードを具体的にするといってもピンと来ない人もいるでしょう。エピソードは5W1Hを意識して話すようにすると具体性が増します。

その長所はどう仕事で活かせるのか意識する

自己PRでは長所が仕事でどのように活かせるのかをアピールする必要があります。せっかくの長所も仕事に活かせることを説明しなければ的外れなアピールになってしまいます。
 
どのような長所でも仕事に結び付けることはできます。「明るくて元気」が長所という人は職場や出先でコミュニケーション能力を発揮できます。「ものづくりが得意」という人は物を作る仕事だけでなく、あらゆる場面でアイデアを出すことができます。
 
自己PRで長所をアピールするときは仕事にどう活かせるか意識しながら説明するようにしましょう。

エピソード別自己PR例文

ここではエピソード別の自己PRの例文をご紹介します。

サークル・学生団体・部活の経験をPR

「私はこれまで人と人を結びつけることに力を入れてきました。現在は高校生と大学生が将来について語り合う場所をつくる学生団体に所属しています。進学や将来のことが不安な高校生と、その悩みに寄り添う大学生を結びつけるのが私の役割です。社会人になってからはこれまでの経験から得た能力を活かして人や物を仲介することができたらと考えています」
 
「私の長所は初対面の人にも気軽に話しかけられるところです。大学では写真サークルに入っていました。写真を撮るとき、被写体になるのは道行く人々です。人の写真を撮るには相手の許可が必要になります。私は人に声をかけて写真を撮らせてもらうことが多く、人と話すことに自信があります。入社後はコミュニケーション能力を活かして働きたいと思います」
 
「私は大学で所属していた剣道部での活動を通して、一つのことに集中する力を習得しました。剣道は他のことに気を取られると試合に負けてしまいます。毎朝授業が始まる前に練習をしているのはそのためです。剣道をして分かったことは工夫次第で集中力は高められるということです。社会人になってからも日々工夫して仕事に取り組みたいと考えています」

アルバイトの経験をPR

「私は学習塾でのアルバイトを通して、傾聴力を身につけました。学習塾では生徒との関わり以外にも保護者の方と話す機会があります。保護者の方はどのような授業を求めているのか真剣に説明してくれます。その話をもとに授業のカリキュラムを組むこともあるので私たちアルバイトの学生も要望をうまく聞き出さなければなりません。授業参観の日に『このあいだ話したことを取り入れてくださってありがとう』と言われたときは達成感がありました。もちろん生徒の成績も伸びました。これからも傾聴力に磨きをかけて、仕事に活かしていきたいと思います」
 
「私は同じ作業を繰り返すことを楽しむことができます。学生生活では事務のアルバイトをしていました。お客様の情報をひたすら入力する仕事です。一緒に働いていた人たちは退屈するからと辞めていきました。私は作業の達成率と目標を紙に書き出すことで作業を楽しく取り組めるようにしていました。このように工夫することで単純作業も面白くすることができます。仕事が行き詰まったら、その仕事に面白くなるポイントはないか探したいと思います」

長所別自己PR例文

最後に長所別の自己PRを見ていきましょう。

協調性をPR

「私は組織の中で必要とされる役割は何か考えながら日々生活してきました。初めて会う人と話すことが苦手なスタッフがいるとき、私はその人と一緒に他のスタッフに話しかけるようにしていました。活動の中で上手くいかないことがあり、チームがバラバラになりそうな時には飲み会を企画し、皆で腹を割って話せる場所を作りました。その結果プロジェクトは成功し、チーム全体の達成感も並々ならぬものとなりました。このように私にはその時々で必要となる役割を演じる力があります。この力は仕事をしていく中でも少なからず発揮することができると考えています」

負けず嫌いをPR

「私は根っからの負けず嫌いです。人に負けている自分やそれを許してしまう自分が好きではないため、人に負けないよう日々努力しています。負けず嫌いな性格が一番顕著だったのは高校から大学まで続けた卓球の試合です。高校では大会で成績を残すことができましたが、大学では自分よりも強い選手がたくさんいて、部内で勝つことができず、公式戦に出場することもできませんでした。私はそんな状態を抜け出すために授業のない朝と夜の時間を使って毎日練習を重ねました。その結果、2年生の冬には公式戦に出場できるくらいの力をつけることができました。社会人になってからは職場が勝負所です。業績のために努力を惜しまず働きたいと思います」

継続力をPR

「私の長所は一つのことを地道に続けていけるところです。大学ではギターサークルに入っていました。私は大学に入ってからギターを初めて触りました。周りには経験者が多く、人前で弾くことが恥ずかしいときもありました。それでもギターを弾けるようになりたくて、毎日家に帰ってからも練習を繰り返しました。ギターは今でも人より上手くないかもしれません。それでも私はこれからも上手く弾けるよう練習していきます。仕事もギターと同じように、難しい時でも諦めず継続していきたいと思います」

忍耐力をPR

「私は我慢強い性格です。目標を達成するためには厳しい時にも耐え、努力し続けることができます。その力を一番発揮できたのは居酒屋でのアルバイトでキャッチをしていたときです。キャッチは道行く人に声をかける仕事です。私はあまり人と話すことが得意ではなかったため、初めのうちはなかなか立ち止まってもらえず、先輩から怒られてばかりでした。辞めてしまいたいと思ったこともありますが、それでもここで踏ん張らなかったらこの先もやっていけないと思い、キャッチを続けました。その結果3年生の冬にはスタッフの中で一番の成績を取ることができました。このことから厳しい時を耐え抜けば扉は開けるのだと学びました。社会人になってからもこのことを忘れずに仕事をしたいと思います」

責任感をPR

「私には一つのプロジェクトを最後までやり遂げる力があります。所属している映像サークルでは年に一度、学園祭のステージ発表のためにチームで映像を作ります。3年生のとき、私はチームのリーダーを任されることになりました。最初に企画した撮影はチームの士気がなかなか上がらず上手く映像を撮ることができませんでした。原因は私の指示が曖昧なことでした。その次の撮影では事前に企画の内容を紙に印刷し、メンバーに渡しておくことで予定通りに進行することができました。学園祭でのステージ発表は映像部門で総合優勝を果たしました。人に指摘される前に自分で原因を見つけられたことが大きな勝因だったと感じています。実際の仕事もチームで行うものが多いと伺っています。これまでの経験を活かし、責任を持って仕事に取り組みたいと思います」

まとめ

今回は自己PRのしかたと長所についてご紹介しました。自己PRは面接で最も重要なポイントです。面接官に自分の長所とその長所をどう活かせるかをしっかり伝えて、就活をうまく進めていきましょう。

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