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なぜ逆質問が行われるのか

 「面接の締め」として定着している逆質問はなぜ行われるのですか。答えは非常にシンプルで、面接官は大きく2つのことを見ています。「企業研究の可能性」と「的な質問」ができるか」です。ここで完璧に質疑応答できたのに「最後になに質問はありますか」と言われた瞬間に凍ったように静かになる就活生は珍しくありません。

面接官はそれまで準備された質問をし、就活生は同様に準備した回答をします。当然、この逆質問も面接で行われる質問の一つに過ぎないのです。面接が終わったと思ってホッと胸を撫で下ろしてはいけません。ここで逆質問しないということは、質問に答えていないのと同じなのです。貴重な時間ですので5~10個ほどでも考えておきましょう。

逆質問をする時のポイント 

「最後に何か質問はありますか?」と聞かれても何を聞いていいのか分からない!という方がほとんどだと思います。実際にどのように質問して行けばよいのか、ポイントを抑えていきましょう。 

 具体的に聞く

逆質問で抽象的な質問をしてしまうと、面接官を困らせてしまいます。例えば、「御社で働くうえでのモットーはなんですか?」や「御社のウリを教えてください。」などの漠然とした質問です。面接官は何とでも答えられるし、就活生が聞きたいことはこういった回答でいいのだろうか?と感じてしまいます。その結果、「この就活生は何が聞きたいんだろう?」と思ってしまうのです。より具体的に質問の意図が分かるようなものにしましょう。 

 オープンクエスチョンで聞く(Yes/Noで終わらない質問を) 

逆質問の中でYes/Noで答えられる質問は控えることにしましょう。「業務の中で忙しいと思うことはありますか?」や「入社後に取るべき資格はありますか?」もちろん面接官も社会人ですから、気を遣って必要以上の回答をして頂けるでしょう。しかしながら、そういった淡白な質問に対して面接官が、ポジティブな印象を感じることはありません。Do you...?で始まる質問ではなく、5W1Hを意識して質問してみましょう。 

 企業・業界研究の内容を盛り込む 

質問は疑問や不安を聞くことになるはずです。企業研究の中で分からなかったことを聞くと良い印象を与えます。「御社のホームページから○○という情報が書いてあったのですが、△△という理解でよろしいでしょうか?」というように下調べした情報を盛り込むことで、やる気をアピールすることができます。この方法はインターネットがれば簡単にできる方法なので、お勧めです。 

 質問は簡潔に(15秒程度) 

逆質問の時間は面接官の話を聞く時間でもあります。長々と話したあとに質問をされると、何が聞きたいのか分からなくなってしまいます。質問は簡潔に15秒程度でまとめましょう。 

 コメントをする 

面接官が答えてくれた内容を「そうですか。ありがとうございます。」だけで終わらせてしまうのは非常にもったいないです。逆質問の時間は面接の中で、能動的にコミュニケーションが取れる唯一の時間です。面接の時間の長短はあるのでできない時もありますが、一言だけでもコメントすることで会話のキャッチボールを試みましょう。 

NGな質問とは? 

面接ではご存知の通り、回答の良し悪しが存在します。逆質問も同じです。良い質問と悪い質問が存在します。面接最後の逆質問でも、どれだけ印象の良い質問ができるかというのは採用に大きな影響を及ぼします。実はNGな質問は山のようにあります。中でも重要なNG質問を探っていきましょう。 

 調べれば分かるような質問 

就活生の質問の中で最も多いのは、「調べれば分かる質問」をしてしまうことです。例えば、「御社の企業理念を教えてください。」や「御社の福利厚生はどのようになっていますか?」です。当然企業説明会でも説明されているわけですし、分からなければ説明会の際に聞けることですので、この類の質問をしてしまうと、「企業や業界のことを勉強していない」「あまり興味がありません」ということを暗に示してしまうことになりかねません。面接の前に、ホームページやパンフレットで調べてから質問内容を考えましょう 

 モチベーションが低いと思われるような質問 

「昇給についてお聞きしたいのですが、30歳での年収は平均的にどれくらいになるでしょうか?」「ボーナスは何か月分出ますか?」「何歳以上で部長になれますか?」「残業は月何時間くらいで、満額出ますか?」。このような質問を見て、読者の方々はいかが思われたでしょうか。ポジティブな印象は受けていないはずですよね。そうです。給料(残業)・賞与や役職についての質問はモチベーションが低いと感じられます。もちろん仕事はお給料を頂きながら勤しむものなので、気になるのは誰しも共感するでしょう。しかしながら、面接でお金への執着を示す必要はありません。仕事のやりがいや人生の目標について示しましょう。 

 プライベートな質問 

面接官は仕事として面接をしています。就活生が話しやすく、本音が出せるように非常に親しくしてくださる面接官もいます。しかしながら、いくら親しみがあるからといってプライベートな質問をしてはいけません。「結婚はいつされたのでしょうか?」や「御社に勤めていても旅行はできますか?また、最近はいつ行きましたか?」などの質問は避けるべきです。就活生がいくら親しみを持って、慕っていたとしても面接官は仕事として割り切っています。

逆質問例

ここまで読んでも「それじゃ、逆質問って何聞けばいいの?」と思うのは当然です。しかし、就活生のほとんどが逆質問について軽視し、あまり考えていないようです。他の就活生を圧倒するためにも、逆質問について一緒に考えていきましょう。それでは、具体的な逆質問例をいくつか示します。ぜひ、参考にしてください。

 逆質問のテンプレート

逆質問では面接官が意図を理解しやすくするために、短く簡潔に15秒程度で述べる必要があります。そのために定型文は以下のようにしましょう。まず「~に関してお聞きしたいのですが、」のように要件を述べ、疑問点とその要因をまとめます。次に、少しだけ自分の考えを述べ、質問します。以下、例です。

 商品・サービスに関する質問

株式会社 ○○電池 にて

「△△電池についてお聞きしたいのですが、電気自動車の普及伸び悩みの煽りを受けて、御社の△△商品の売り上げも伸び悩んでいます。私はこれから徐々に伸びていくとは思いますが、御社としてはどのような解釈でしょうか。」

上記の質問で企業・業界研究をしっかりとしているというアピールになります。さらに、業界で問題となっていることについての鋭い質問ができていますね。そのため、面接官は答えやすく、就活生のやる気すら感じることができるでしょう。

株式会社 ○○学院塾 にて

「教育が及ぼす社会への影響についてお聞きしたいのですが、将来を担う子どもたちへの教育は社会に影響を与えると考えています。なにかそのような実感が湧いた経験がございましたら教えてください。」

上記の質問はやりがいを聞いています。シンプルに「塾で働くことのやりがいはなんですか?」と聞いているのと同じ意図ですが、印象が大きく違うことが分かります。面接官にとってより答えやすく、この業界で働くことの誇りを感じることができます。

 仕事内容に関する質問

株式会社 ○○商社 にて

「御社の営業業務についてお聞きしたいのですが、△△商品のシェアが非常に伸びています。広告などの宣伝が存在しないB to B企業は、どのような形で新しい顧客を獲得しているのでしょうか?また御社で行っている宣伝活動等あれば教えてください。」

営業業務に関して就活生ではわからない純粋な疑問を聞いています。もちろん、面接官は人事であるため分からないこともあると思いますが、就活生の希望する業務をアピールすることができます。

 企業の今後に関する質問

「御社の中期経営戦略に関してですが、次世代製品の開発が必須の条件であるとありました。このような技術の発展における御社の成功はどのようなものですか?」

上記の質問は企業のIR情報中期経営戦略から尋ねています。非常に堅苦しい内容ではありますが、鋭い質問であると感じるのではないでしょうか?面接官にとって印象深い質問となるでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。逆質問について、イメージはついたでしょうか。逆質問は具体的に簡潔に意図を伝えることが重要です。上記のテンプレートに従って考えてみてはいかがでしょうか。何度も書いていますが、逆質問は”面接の最後”に必ず行われるものです。しっかりと準備して、他の就活生との差をつけましょう。

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