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就活に作文が出るの?

就活とはエンドトレーを出て、テストを受けて、面接...とイメージがありますが、業界によっては作文が出されることがあります。ここではどんな企業で作文が出るのか見ていきましょう。

マスコミ業界などで重視される「作文」

作文が出されることが最も多いのがマスコミ業界です。マスコミ業界は主に「広告」「テレビ」「新聞」「出版」の4つに分かれています。これらに属するほとんどの企業で作文は出題されます。マスコミ業界が作文を重視するのはマスコミ自体が文字を扱う仕事であるためです。特に新聞社はエントリーシートと同時に作文を提出させることが多く、エントリーシートや適性検査よりも作文の配点が高くなっています。広告やテレビ関係の企業は創造力を問う作文、キャッチコピーをつける問題など変わったテーマで出題されるのが特徴です。

マスコミ以外で出題されることも

マスコミ業界以外でも作文が課されることはあります。たとえば映画やゲームなど創造力を求められる企業は作文を出すところが多くなっています。クリエイティブ以外でもメーカーや不動産業界など文字を扱う仕事以外でも作文を出す企業が存在します。志望する業界がマスコミではないという人も油断は禁物です。作文は内容がまとまらなかったり、何が言いたいのか分からない曖昧な文章になってしまったりと、ぶっつけ本番で挑むには難しい試験です。自分の受ける企業の選考フローをよく確認して、作文のある場合は事前に書き慣れておく必要があります。

なぜ作文が出されるのか

作文はマスコミ業界だけでなく様々企業で用いられる試験です。しかし企業はなぜ作文を出すのでしょうか。

就活生の人柄を知るため

企業が作文を出す理由の一つが就活生の人柄を知るためです。作文はエントリーシートよりもスペースがあるため、就活生の性格や個性がより反映されるものとなっています。エントリーシートとギャップがある内容や採用担当者の心に刺さるような内容の作文はエントリーシートよりも高く評価されることがあります。選考を受ける就活生がどんな人なのかを理解するために作文試験を導入しているという企業がほとんどです。

正しい文章が書けるかどうかを見るため

単純に正しい文章が書けるかどうかを確かめるためという企業も存在します。特にマスコミ業界では言葉を大切に扱う必要があるため、選考を受ける就活生に正しい文章力があるかどうかを重視する傾向にあります。また、「正しい文章が書けるかどうか」には着眼点や表現力も含まれています。一つの企業をたくさんの就活生が受けます。作文の内容が漠然としていたり、誰でも考えられそうなものであったりする場合、「文章力がない」と判断されてしまいます。就活の作文には正しい言葉遣いと独自の切り口が求められます。

作文を書く上でのポイント

大学受験で作文の経験があるという人もいるでしょう。しかし就活の作文は受験作文とは性質が異なります。ここでは就活の作文を書く上でのポイントをご紹介します。

「作文」と「小論文」は違う

よくある誤解に『「作文」と「小論文」のは一緒』というものがあります。作文と小論文は全くの別物です。小論文は与えられたテーマやデータをもとに論理的な文章を書く技術が求められます。小論文に必要なのは論理性と客観性です。対して作文は自分の感情を相手に伝える能力が求められます。作文は読み手の心を動かすものでなければ意味がありません。作文のつもりで小論文を書いて選考に落ちてしまうという人がたくさんいます。作文の対策をする前に作文と小論文の違いをよく考えておきましょう。

文字数  

文字数は就活の作文を書く上で重要なポイントです。「作文ってどれくらい書けば良いの?」と思う人がいますが、就活の作文は規定文字数の9割以上は書く必要があります。作文の文字数は企業によって異なりますが、400字から800字である場合が多いようです。原稿用紙で考えると1枚から2枚ということになります。文字数がどうしても足りなくなってしまう、オーバーしてしまうという人でも練習を繰り返すうちに文字数ぴったりに書けるようになります。文字数ぴったりに書かれた作文は日ごろから文章を書いている証です。採用にも関わりますので文字数は意識するようにしましょう。

書く内容は1つに絞る  

作文に書く内容は一つに絞りましょう。文字数を稼ぐためにあれもこれもと付け加えると分かりにくい文章になってしまいます。書いている途中で思いついたことを書きたくなる気持ちは分かりますが、そこをぐっと堪えて結論に合うことのみを書くようにします。また作文は書いている途中で内容を修正することは難しく、最初から書き直すことになってしまいます。そうならないために、あらかじめ伝えたいことを決めてから書き始めることが作文を書くポイントです。

自分の意見・考えを盛り込む   

作文の内容には自分の意見や考えを盛り込むようにしましょう。小論文では自分の意見など主観的なことを書かないようにしますが、作文では必ず主観的な考えを書くようにします。作文は人の心を動かすために書くものです。意見や考えの書かれていない作文はオリジナリティのない漠然とした内容になってしまいます。誰でも書けるような作文を企業は評価しません。作文を書く時は出来事に対して自分はどう思ったのか、どう考えたかを必ず入れるようにしましょう。

面接官の興味を引く書き方とは?

 面接官が1枚の作文に目を通す時間は限られています。大手企業や人気企業では最初の一文で読むか読まないかを決め、読まなくても良いと判断された場合はそのまま落とされていしまいます。作文を最後まで読んでもらうには書き出しに工夫する必要があります。また作文の書き終わりをうまくまとめることで面接官に印象を残す作文ができます。ここでは面接官の興味を引く書き方を見ていきましょう。

書き出し  

作文の書き出しは読み手に「おっ」と思わせるつもりで書くようにします。独自の切り口で書かれている作文は読んでいて面白いものになります。あなたの好きな小説の冒頭を思い出してみてください。一文だけ取り出してみてもその人が書いたのだと分かるものが多いはずです。小説の書き出しのように作文の冒頭も他の人とは違った文章になるように意識しましょう。

書き終わり

作文の書き終わりは、その作文のまとめであり、あなたの意志表示の場でもあります。作文の内容が経験したこととそこから学んだことで構成されている場合は「学んだことを今後に活かしていくこと」や「次はこのようにしていきたい」という意欲的な言葉でまとめるようにします。「~したい」「~だと感じた」など言い切りの形で書くとさらにまとまりが良くなります。まとめは文章の中でも重要な部分なので、作文を書く際は書き終わり方も意識するようにしましょう。

よくある作文テーマ 

ここでは就活でよく出題される作文のテーマをご紹介します。出題頻度の高いテーマで事前に練習しておくと本番でもすらすら書けるようになるので要チェックです。

「〇年後の自分について」 

「〇年後の自分について」というテーマはマスコミ業界だけでなく、様々な企業で出題されます。就活生に将来のことを書いてもらうことで企業はその人の考えているキャリアや仕事の取り組み方を知ることができます。就活生から見ても、将来のことは比較的自由度の高いテーマです。このテーマが出たらオリジナリティのある作文を書くチャンスだと思ってください。内容はあなた自身が考える〇年後の自分です。将来自分がどのように働いているのか具体的に想像して書くようにしましょう。その企業の求める人物像や働き方を意識した内容だとさらに評価が高くなります。

「学生時代に頑張ったこと」

「学生時代に頑張ったこと」もよく出題されるテーマの一つです。エントリーシートに記入することと重複してしまうこともありますが、作文ではエントリーシートの内容よりも細かく書く必要があります。学生時代頑張ったことを書く時は、「頑張ったこと」「その出来事を経験して難しく感じたこと・失敗したこと」「その出来事を乗り越えることで何を学んだのか」を必ず盛り込むようにします。企業は頑張った=失敗や課題を乗り越えたと捉えているので、失敗したこととそこから学んだことが詳しく書くようにすると評価される作文になります。

「あなたの好きなこと」

「あなたの好きなこと」というテーマも多く出されます。自由度が高いため、このテーマの作文には就活生の個性がはっきり表れます。どのような内容でも書くことができますが、「自分の好きなことってなんだろう…」と土壇場で悩んでしまう人もいます。好きなことは「していて楽しいと感じること」「やりがいにしていること」にすると作文としてまとめやすくなります。好きなことが分からないという人はこれまでしてきたことを振り返って楽しかったことや行動して良かったと思えることを探しましょう。

動詞や漢字1字のテーマ

企業によっては動詞や漢字1字がテーマとして出されることがあります。マスコミ業界では「備える」「造る」「森」「川」といったテーマが出題されました。動詞や漢字のテーマは自由度が低く書きにくいと考えられがちですが、その分独自性が高い作文ほど高く評価されるということなので自分の文章力を試すチャンスと思うようにしましょう。このように制約のあるテーマでは自分にしか書けない内容がないか探してから書き始めると途中で悩まなくて済みます。

企業独自のテーマ

企業の中には独自性の高いテーマが出題されることがあります。テレビや広告系の企業では写真にキャッチコピーつける問題や特定の商品の売り方を言葉で説明する作文が出されます。出版社では3つの語句から即興で物語を作る「三題噺」など小説のような作文が出されます。これらのテーマは他のものよりも対策がしにくくなっていますが、過去に受験したOB・OGの話や企業の採用ページに載っている過去問題、インターンシップのお題などから何が出題されるかはある程度予測できます。企業独自のテーマがある場合は、その企業の情報をしっかりと集めるようにしましょう。

まとめ

今回は就活の作文の書き方についてご紹介しました。「作文なんて書けない…」「特に書くことがない」という人も、しっかり練習すれば必ず書けるようになります。書き方のポイントを押さえて文字数やテーマを意識してあなたにしか書けない作文を書けるようにしていきましょう。

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