目次

はじめに

インターンシップのお礼状をどうやって書けばいいのか分からない...と困ったことはありませんか?お礼状はあなたから企業に感謝の気持ちを伝える大切な機会です。せっかく書くなら、もらってうれしくなる気持ちのこもったお礼状を書きたいですよね。取り掛かる前にこの記事を読んで書き方のコツをつかみましょう。

お礼状で悩む男性

インターンシップのお礼状とは?

一定期間お世話になったインターンシップ先へのお礼の言葉を綴った文書をインターンシップのお礼状といいます。その形式は手書きとメールの2パターンがあります。お礼状を出すことは必須ではありません。しかしインターンシップでお世話になった企業にお礼状を書くのは、社会にでる一人の人間として基本的なマナーです。

なぜインターンシップのお礼状を出すのか?

お礼状を出す目的

お礼状を出す目的は大きく2つです。
ひとつは就労体験をさせてくれた感謝の気持ちを伝えるため、もうひとつはインターンシップ先企業との関係を良好にするためです。よく「お礼状を出すとその後の選考に有利だから」という理由でお礼状を出すことを推奨する人がいますが、自分が利益を享受するためだけにお礼状を出すなんて、時間を割いて読んでくれている相手に失礼ですし、何よりも自分にとってマイナスです。心を失った就活モンスターになってはいけません。インターンシップをさせていただいた感謝を伝えるという一番の目的を忘れないように取り掛かりましょう。

「感謝を伝える」というもっとも重要な目的を忘れずに書いたお礼状だからこそ、もうひとつの目的である「企業との関係性」が達成されます。心のこもったお礼状に好印象を持ってもらえれば企業との縁が深まり、思わぬ形であなたを支えてくれるかもしれません。そのためにも、(この記事でもご紹介するような)例文をまるまる使うのではなく、その中に自分が感じたことやその企業で働きたいという熱意を盛り込むことが重要です。せっかく時間をかけてお礼状を出すのであれば、形式やルールにとらわれず、お互いがうれしくなるものを書きたいですね。

お礼状を出すのが面倒だと感じる人は、お礼状で企業を判断する気持ちで

それでも「いまどきお礼状なんて必要?」と思う人へ。
まずインターン受け入れ企業の立場になって、どんな人と働きたいと思うのかを考えてみてください。やはり最低限の礼儀がない人とは働きたくないですよね。だからどのような形であれお礼をするのは大切です。もしそもそもインターンをしてその企業に魅力を感じなかったのであれば、手書きのお礼状だと時間がかかってしまうのでメールで感謝の意を伝えるのが無難です。
次に、自分がどんな企業で働きたいかを考えてみてください。例えばインターン後のお礼がメールだったか手紙だったかで選考の結果が変わるような企業では、ぶっちゃけ働きたくないですよね(※これは筆者の個人的な見解です)。ということは、わざわざ手書きをしなくとも、心のこもったお礼メールを送ればいいわけです。結局正解はないので、自分が納得できるやり方を自分で考えてください。
とはいえ心のこもった手書きのお礼状はうれしいものなので、自分の気持ちやスタンスを考えて、伝え方を決めましょう。

インターンシップのお礼状は手書き?メールでもいい?

前章で書いたとおり、マナーばかりにこだわるのではなく、自分が感謝を伝えるのにベストな方法を選ぶのが一番です。しかし礼儀上は手紙のほうが丁寧なので、大企業や歴史のある企業、年配の方が多い場合は手書きのほうがよりいい印象を与えることができます。逆にベンチャー企業など若い会社だと細かく見ていない場合が多いので、「メールは失礼」と思われる可能性は低いです。
メールの場合、件名をうまく使って迷惑メールでないことを知らせるのがポイントです。手書きの場合、必要になるものは以下です。企業相手にふさわしい、シンプルなものを使いましょう。

手書きの場合の準備物

  • ① 便箋(縦書きが望ましいが横書きも可、白無地、罫線入り)
  • ② 黒色のペン(万年筆が望ましいがボールペンでもいい)
  • ③ 封筒(和封筒の白無地)

 

インターンシップのお礼状を出すタイミング

早ければ早いほどいい

相手の記憶に残っているうちに、なるべく早く出しましょう。メールなら当日か遅くとも翌日がいいと言われています。手書きであったとしても翌日投函が望ましいです。1週間以内に相手に届くように心がけましょう。
早いほうがいい理由は簡単で、遅くなってしまう理由のほとんどが送る学生側の怠惰などの都合だからです。じっくり書いていて遅れてしまったなどというケースもあるかもしれませんが、早く伝えたほうが相手にとっても都合がいいと言えます。

お礼状を出すのが遅れてしまったら

「遅れるくらいなら出さなくてもいいや!」という意見もありますが、感謝を伝えたいなら出すべきです。その際には遅れたことを謝罪する文面を入れておきましょう。メールでも手紙でも同じです。遅くなってしまったという理由だけで、気持ちを伝える最後のチャンスを逃すのはもったいないですよ。

インターンシップのお礼状の形式別、基本形・流れ

ここからはメールと手紙、それぞれのお礼状を書く時のポイントを押さえながら今すぐ使える例文を紹介していきます。

メールの場合の基本形

まずわかりやすい件名をつけることが大切です。迷惑メールだと思われてそもそも読んでもらえなかったら意味がないからです。しっかりとインターンシップ参加者だと分かるような件名にしましょう。メール本文の始まりはビジネスルールとして「相手の企業や所属先・名前」「挨拶」「自分の名前」の順に書きましょう。
次にメールの要旨として感謝の気持ちを綴ります。先に書いておくと相手がその先の文章を読みやすくなるという効果があります。そのあとにインターンシップで感じたことや学んだことをあなたの言葉で書きます。その過程でメール送信相手である社員の方への感謝や共感したことなどを伝えましょう。
終盤に差し掛かったところで入社意欲が高まったという意気込みを書きます。最後にもう一度お礼の言葉を言うとより丁寧です。一番最後に署名を入れるのも忘れないようにしましょう。

※この例文は、筆者のインターン経験をもとに心を込めて書いたものです。

メールの場合の例文

【件名】
インターンシップ参加のお礼【大学名・名前】

【本文】
会社名
〇〇部〇〇課
〇〇様

先日は大変お世話になりました。
御社のインターンシップ・プログラムに〇月〇日に参加させていただきました、【大学名・名前】と申します。

このたびインターンシップのお礼を申し上げたく、ご連絡を差し上げました。

貴社で過ごした〇日間は初めての経験ばかりでとても刺激的でした。

お客様のニーズを分析し、納得のいく提案をすることの難しさを痛感しました。
社員の皆様のように一連の仕事を一人でこなせるようになったら
大きなやりがいを感じるのだろうと胸が弾みます。

また◯◯様には、どこに問題があるのかを素早く整理する大切さや
仕事をするうえで自分の中で目標設定して
それに近づこうと努力する重要性を教えていただき、大変感謝しております。

社員の皆様の温かいご指導と、仕事に対する熱意に触れ
ますます貴社へ入社したいと思いが確かなものになりました。

ここでの経験を無駄にしないよう日々精進していきます。
お忙しい中貴重な時間を割いていただき、心よりありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。

---------------------------------
大学
名前
Tel:
Email:
---------------------------------

手紙の場合の基本形

お礼状を出す際に書くべき内容はメールと変わりません。おさらいしておくと、お礼や学んだこと、感じたこと、インターン先への就職を希望する決意などです。

 ①頭語と結語、②お礼の言葉、③感想、④本文の結び、⑤日付・氏名の5つを忘れずに書きましょう。

インターンシップのお礼状は短い文章で気持ちを伝えるのがポイントです。

手書きの場合の例文


会社名
〇〇部 〇〇課
〇〇様

謹啓

このたびは〇日間のインターンシップで手厚いご指導をしていただいたこと、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

企画立案は私自身、今まで経験したことがあったはずなのですが、自分では思いつかなかったような深い考えに基づきながら取り組む姿勢を学びました。なぜそのビジネスが必要なのか、その事業規模はどれくらい広がると期待できるのかなど、具体的なデータから揺るがない案にしていく過程を肌で感じました。

○○様には、困っていたときに次にどうすればいいのか道を示していただき、それによってより深く考えながら進めることができました。また休み時間になぜこの会社を選んだのか質問した際に、熱く語っていただき共感する部分が多々ありました。

社員の皆様の仕事の取組みや熱意に触れ、貴社で働きたいという思いがより強いものになりました。
忙しい時間を割いて有意義な体験をさせて頂き感謝しております。貴社のご発展と社員の皆様のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

略儀ながら書中にてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

敬具
平成○○年○○月○○日
住所
大学名
名前

お礼状の手紙イメージ

縦書きor横書き

形式上は縦書きが基本です。しかしキレイに書くのが難しいと感じるなら横書きでも構いません。横書きだからといってあなたの評価を下げるような会社は受かってもうれしくないですよね。縦書きか横書きかよりも伝えようとする気持ちが大切だということを忘れないでください。

誤字脱字した場合

修正液、修正テープなどは基本NGと言われています。書き間違えてしまったら新しい紙に書きなおすのが丁寧です。先に下書きをして書き直しの手間を省きましょう。ただしここに関しても、あなたが守る必要の薄いルールだと感じるなら、修正テープなどを使って訂正してもいいでしょう。

封筒の書き方

封筒の書き方のマナーに従って忠実な書き方を心がけましょう。
表面のルールとしては会社住所、会社名の高さは揃えて、部署名、役職名、担当者名を書くときは一文字下げます。
裏面は自分の住所を封筒の中心線よりも右寄りに、名前を左寄りに書き、郵送する日付を漢数字で記入、のり付けした封入口に〆と書くという3つのことが基本です。

お礼状の敬語表現

お礼状の中ではお世話になった企業を指すときに「貴社」と表現します。「御社」は会話の中で使われることが多いのですが、お礼状の文面では「貴」を用いましょう。企業だったら貴社、銀行だったら貴行、事務所だったら貴事務所のように使います。

お礼状の投函先イメージ

まとめ

お礼状は、インターンシップを終えたあとに感謝の気持ちを伝えるために送ります。慣れてくるとあっという間に書けるようになるので、お礼状を出すまでがインターンシップだという心意気で、面倒くさがらずに取り掛かってみてくださいね。

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